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トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム-東京外大からの代表メンバー紹介

2018.8.8公開

link_bnr12014年からスタートした官民協働で取り組む「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」という海外留学支援制度があります。この制度により、2014年から2020年までの7年間で、約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として送り出す計画です。

さまざまな個人や法人が「トビタテ!留学JAPAN」のサポーターとして関わっており、支援企業と共にグローバル人材コミュニティを形成し、「産業界を中心に社会で求められる人材」、「世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材」を育成しています。

帰国後は海外体験の魅力を伝えるエヴァンジェリスト(伝道師)として日本全体の留学機運の向上に貢献することが期待されています。

本学からも毎年多くの在学生が、本プログラムにより海外に留学しています(これまでの採用者数:76名)。今回のTUFS Todayでは、これまでのトビタテ派遣生の体験報告と、第9期生に採用されこれから派遣される学生に留学への決意表明をしてもらいました!

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これまでのトビタテ派遣TUFS生の体験報告

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メキシコ、イギリスで、
食糧問題解決のために食料廃棄削減を目指す!

北山 泉さん(国際社会学部 ラテンアメリカ地域/スペイン語 国際関係コース 4年)

第4期、理系、複合・融合系人材コース
渡航先:メキシコ(メキシコ国立自治大学)・イギリス(Fare Share)
留学期間:12か月

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テオティワカン遺跡に友人らと共に行ったときの1コマ(北山さんは左から2番目)

「食糧問題解決のために食料廃棄削減を目指す」というテーマで留学しました。

ストリートチルドレンと出会い、食糧不足と食料廃棄が混在する世界に疑問を持ったことが、このテーマ選択のきっかけです。まず、メキシコシティにあるメキシコ国立自治大学経済学部に11か月弱在籍し、農業経済学や開発経済学を学び、食糧問題への理解を深めました。また同時に、専攻語であるスペイン語力を向上させ、積極的に現地でできた友人と交流したり、旅行したりすることでラテンアメリカの文化を知りました。

その後、実践活動として食料廃棄問題に先進的な活動が見られるイギリスのチャリティー団体でボランティア活動を行いました。具体的には、ロンドン近郊のスーパーや農家で売らなくなった食品を集め、種類ごとに分類し、賞味期限を管理し、学童や幼稚園、老人ホームに分配するという仕事内容でした。

留学中に様々な状況に直面すること、多様な人々に出会うことで視野が広がり、精神的にタフになりました。社会問題へアプローチすることの難しさを改めて知り、今後の自分のキャリア選択に大きな影響を与える留学となりました。

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イギリスのボランティア団体にて。1日で相当な量の食料が届けられます。

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アラビア語とパレスチナ問題について勉強

勅使河原 佳野さん
(国際社会学部 西アジア・北アフリカ地域/アラビア語 地域社会研究コース4年)

第5期、新興国コース
渡航先:パレスチナ・ヨルダン
留学期間:12ヶ月(パレスチナ6ヶ月、ヨルダン6ヶ月)

180809_tobitate03(写真:パレスチナ名産のオリーブの収穫に参加させてもらった時の写真)

パレスチナでは、派遣留学生としてビルゼイト大学のPalestine and Arabic Studiesという留学生用のコースに在籍。アラビア語とパレスチナ問題について勉強しました。ヨルダンでは語学学校で引き続きアラビア語を勉強しながら、パレスチナ難民キャンプ内の学校でのボランティアや、シリア・イラク難民調査に同行し通訳をする機会を頂きました。

自分の語学力を磨くためにアラビア語圏へ留学することは前々から考えていました。中東には紛争やそれに伴う課題が多く存在し、海外からの支援が多く入っています。日本も政府やNGO等がその支援に関わっていて、自身もこのような国際協力の分野で仕事をしたいと思っていたため「現地は実際どうなっているのか」「実際にどのような支援が行われているのか」を知りたいと思い留学しました。

アラビア語を勉強し始めたときからの目標である「現地人と現地の言葉でコミュニケーションを取り理解すること」の大きな一歩になった留学でした。ずっと勉強していたアラビア語を実際に使うことで、どのようにして世の中の役に立てるのか。現地での様々な人々との出会いを通し、そのヒントを得ることができました。また、「立場の違う人たちがそれぞれの利益を巡って争っている」状況を日常的に目にし、それぞれが語る“事実”が違う中で、自分は問題の当事者となることはできない―そんな無力感を感じながら得たことは「一方の立場からではなく複数の立場から物事をみること」だったと思います。

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現地で食事に招いてもらったときの様子

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フランスで文化発信の方法を学びたい!

R・Hさん(言語文化学部 フランス語)

第5期、多様性人材コース
渡航先:フランス(パリ第三大学)
留学期間:11か月

180809_tobitate06(写真:お世話になったパリの下宿先のオーナーとの写真)

私は以前から音楽や文学、生活様式等フランス文化全般が好きだったのですが、なぜフランス文化がそこまで魅力的か考えた時に、文化発信の方法に秘訣があるのではないかと思うようになり、それを追求するため留学を決意しました。

またフランスのファッション誌にも興味を持っていたので、留学前は漠然と雑誌や新聞といったメディアを研究することでフランス独自の世界へのアプローチが見えるだろうとアールメディア学部に入りました。そこでは雑誌の各国版を集めてプレゼンする授業やMai 68の5年ごとの各メモリアル記事の分析に取り組む授業があり、多くの知識や現地学生と協力する力が得られました。

他にもトビタテの支援をいただくにあたってCHRISTIAN DADAとUNDERCOVERのファッションショーでフィッターをするチャンスを手に入れ、ショーの裏側からパリの魅力を生み出す人々のことも学びました。

結局、留学でフランスの文化発信の特色について確かな答えを教わることはできませんでした。しかし私が感じたのは、大抵のフランス人は一人一人が主張する力を持っているということです。日本の文化発信では企画の凝り方やポスターのデザイン性、会場の綺麗さではフランスより優れていると思います。しかし一人一人の人間の直接その人の口から発信できるものを考えた場合、専門家でない一般の人までも言葉を発して何か伝えようとする彼らは、話すのが得意な人に全て任せてしまいがちなシャイな私達より優れた能力を持っているように思われました。「個の力」これが私の留学での一番の学びです。

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留学先のパリ第三大学の様子。アート系の学部は特に定評があります。

<トビタテ!の魅力とは>

実際にトビタテに採用された学生に聞いた、トビタテの魅力とは!?

・事後研修、事前研修の内容が充実している
・グローバルリーダー講演など、グローバルに活躍する人の話を聞ける
・普通の留学と比べると計画すべてを自分で決めるため、確実に質の良い留学になる
・多種多様な人と出会う機会、他大学、他分野の人と関わることで刺激になる
・留学後も就職活動に役立つコミュニティの存在
・出る杭は打たれない環境
・派遣留学じゃなくても奨学金が貰える
・留学先の地域が関係ない(メジャーな地域しか対象じゃない奨学金もあったりしたので…)
・自分で自由に計画が立てられる(大学への留学だけでなく、ボランティアやインターンも対象)
・選考過程と事前事後研修を通して、自分の留学計画を深く考え、目的をはっきりと意識して留学できる
・留学前から後まで続くトビタテ生のコミュニティで、個性豊かで面白い仲間と出会える
・好きなことを思う存分できる豊富な奨学金

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これから留学にトビタつ第9期生に決意表明をしてもらいました!

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2018年7月29日に文部科学省で行われたトビタテ!第9期生の壮行会にて

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あえて未知に飛び込む!
ロシアで探る地方活性とビジネスチャンス

工藤 清香さん(国際社会学部 東南アジア地域/インドネシア語 地域社会研究コース 3年)
留学先:ロシア・MTC Japan

「なぜロシア!?」と誰しもが思うと思います。あえて新しく言語や地域を学び、あえて知り合いのいないはじめて行く土地で自分のストーリービルディング力と根性を鍛えたいと思いました。自分の描くビジョンを実現に近づけられるよう、頑張ってきます!

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ミャンマーから日本を「途上国志向化」する留学

鈴木 蒼さん(国際社会学部 東南アジア地域/ビルマ語専攻 地域社会研究コース 3年)
留学先:ミャンマー・編集プロダクション、ヤンゴン大学

ビルマ語を活用して自分にしか出来ない、現地に根差した留学を実現させます。そして途上国に関心を持ち、途上国の持つ価値と課題を正確に把握する「途上国志向人材」をより輩出する日本社会にするために頑張ります。

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日本型「多言語多文化社会」の実現に向けて

亀山 ちひろさん(言語文化学部 ドイツ語/中央ヨーロッパ地域 グローバルコミュニケーションコース 3年)
留学先:ドイツ・フィリップ大学マールブルク

言語能力向上だけでは不十分。一年間外国で生活し、現地の人々と交流できる機会を最大限に活用し、多くのものを吸収してきます。日本代表として派遣される自覚を持ち、日本に私の学びを還元できるよう精一杯頑張ります!

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手づくり太陽光発電の力でブラジルを豊かに

五井 俊乃介さん(国際社会学部 ラテンアメリカ地域/ポルトガル語専攻 地域社会研究コース 4年)
留学先:ブラジル・サンパウロ州立大学

・せっかくこのようなチャンスを頂いたので、自分の殻をやぶり、様々な人と触れ合い、今まで経験したことのないことを進んで行い。できるだけたくさんのことを吸収し、留学テーマの実現に向けて頑張りたいと思います。

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異文化理解で報道改革;
平和構築・紛争予防におけるジャーナリズム

太田 陽さん(国際社会学部 北アメリカ地域/英語 国際関係コース 3年)
留学先:カナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学

報道についてずっと学びたかった私にとって、今回の留学はまたとないチャンス!現地での異文化交流や大学での学習、活動を通して、日本の報道の将来に還元できるような知識を習得し、良き経験にしたいです。

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現地の可能性を広げるプラットフォームづくりに取り組む3か月

馬場 愛さん(言語文化学部 ビルマ語/東南アジア地域 言語・情報コース 4年)
留学先:ミャンマー・Htun Khaing International Co.,Ltd、M-link

特に自分の人生のテーマでもある「人の可能性を広げること」をミャンマーでも実現させます!あと、最後の夏休みで、学生として長期に海外で滞在できる最後のチャンスなので後悔ないように過ごしたいです。

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紛争経験国で平和構築を学ぶ!

梅津 知花さん(国際社会学部 西南ヨーロッパ地域/イタリア語 国際関係コース 3年)
留学先:ルワンダ・プロテスタント人文社会科学大学

世界中の人々が命の危険を感じることなく平和に暮らせる世の中になってほしい。現地に寄り添った平和構築をするために、虐殺を経験したルワンダで紛争当事者間の和解がいかに進められているのか精一杯学んできます!

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出汁文化をチェコの食文化に改革を起こす

木和田 光太郎さん(国際社会学部 中央ヨーロッパ地域/チェコ語 現代世界論コース 4年)
留学先:チェコ・レストラン「桂」、食品販売店「japa」、プラハカレル大学

この度トビタテ奨学金をいただけることになりました。日本とチェコの食文化の交流、日本の食品産業の東欧での市場開拓ということをテーマに活動をしてきます。

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誰かと「ともに生きる」社会モデルを学ぶ
〜ガーナ式ケア・相互扶助で柔軟・強靭な社会へ〜

井出有紀さん(国際社会学部 英語/アフリカ地域専攻 3年)
留学先 ガーナ共和国・ガーナ大学、Projet Abroad (ケアボランティア)、Bonsasso村 MPオフィス(フィールドワーク)

ガーナの地域社会から「ケアする」ことで他者を取り込み開放性を保つコミュニティのあり方を学び、日本の地域社会再構築や復興、災害予防に役立てていきたいと考えています。頑張ります!

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トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
第10期の募集について

program_link_bnr01現在、第10期生の募集を行っています。2019年4月1日~10月31日の間に留学を開始する計画が応募対象となります。なお、留学計画には、実践活動(座学や知識の蓄積型ではなく「実社会との接点」から多様な学びを得ることができる学修活動)が含まれていなければなりません。そのほかの詳しい要件等は、公式HPに掲載されている募集要項をご確認ください。

【応募書類の提出期限等について】※期限厳守のこと
・家計基準判定のための書類提出:2018年9月21日(金)16:30まで
・オンラインシステムでの留学計画書、自由記述書等の提出:2018年9月24日(月)23:59まで
・学内申請書(教員等による確認書)の提出:2018年10月5日(金)16:30まで

本学での応募要領、提出書類、説明会での配付資料などは以下のページからダウンロードしてください。

http://www.tufs.ac.jp/student/studyabroad/news.html#180629_1

トビタテ全般については、トビタテ公式ウェブサイトをご覧ください。https://www.tobitate.mext.go.jp/

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トビタテに関する本学の問い合わせ先

tobita-05留学支援共同利用センター
E-mail:ryugakushien[at]tufs.ac.jp([at]を@に変えて送信ください)
電話:042-330-5113