Skip to content

2016年上半期、新規・海外学術交流協定校

2016.06.25 公開

map20160501-02本学は、世界各地域の教育研究機関と協定を結び、学生の交換留学、研究者の交流、共同研究やシンポジウムの共同開催などを行っています。2016年上半期には、新たに次の11つの大学・研究機関と国際学術交流協定を締結しました。現在、63カ国・地域の167機関と国際学術交流協定を締結しています。

また、スーパーグローバル大学構想に伴い、2015年に新たに開始した主要な海外協定校に「日本語教育・日本教育」の拠点となる「Global Japan Office(GJO)」も、2016年上半期にさらに3か所、設置しました。Global Japan Officeは、現在、10拠点となりました。

2016年上半期・新規・国際学術交流協定(11機関) * のついた大学は学生交流に関する協定も締結

グルノーブル第三・スタンダール大学(ヨーロッパ、フランス)2015年12月締結*
シロンスク大学(ヨーロッパ、ポーランド)2015年12月締結
ジンバブウェ大学(アフリカ、ジンバブウェ)2016年1月締結 *
ミュンヘン大学ドイツ語講座(ヨーロッパ、ドイツ)2016年1月締結
マナド国立大学言語芸術学部(アジア、インドネシア)2016年1月締結
エックス・マルセイユ大学(ヨーロッパ、フランス)2016年1月締結*
ホブド大学(アジア、モンゴル)2016年1月締結*
ネブラスカ大学カーニー校(北米、米国)2016年1月締結*
バスク大学(ヨーロッパ、スペイン)2016年2月*
ウルグアイ共和国大学(中南米、ウルグアイ)2016年3月締結
中央ヨーロッパ大学歴史学部(ヨーロッパ、ハンガリー)2016年3月締結

2016年上半期・新規・Global Japan Office(3拠点)

グアナフアト大学Global Japan Office(メキシコ) 2016年2月開設
ベオグラード大学Global Japan Office(セルビア) 2016年3月開設
リオ・デ・ジャネイロ州立大学Global Japan Office(ブラジル) 2016年3月開設

新たな協定締結校とGJO、を、担当者からのメッセージとともにご紹介します。

(* のついた大学は学生交流に関する協定も締結しています。)


2015年12月締結

1. グルノーブル第三・スタンダール大学*(ヨーロッパ、フランス)

グルノーブル第三スタンダール大

概要:1970年創立の学生数約61,000名の大学で、教師育成教育で知られていますが、近年は文化やコミュニケーション、ジャーナリズムの分野に力を入れている大学です。東京外大とグルノーブル第三・スタンダール大学は今後、本学のフランス語教育などの分野での交流が期待されます。


2015年12月締結

2. シロンスク大学(ヨーロッパ、ポーランド)

 

us-z-nazwa__kolor概要:ポーランド共和国南部に位置するカトヴィツェにメインキャンパス、周辺4都市に分校があり、12学部を擁する総合大学です。ポーランド南部の上シロンスク地方を代表する国立大学の一つで、約3万人の学部生・大学院生が学びます。1968年に設立された比較的歴史の浅い大学ですが、その起源は1928年創立のカトヴィツェ教育専門学校にまでさかのぼります。

担当の森田耕司先生からひと言:シロンスク大学との交流は、すでに本学ポーランド語専攻の教員・学生レベルで活発に行われてきました。この協定締結により、より積極的な交流を促進していきます。具体的には、同大学とエラスムス+計画に参加することにより、本学より教員と学生の派遣を行っていき、将来的には新たな学生交流の覚書を締結し、学生の交換を実施したいと思います。また、同大学では2016年10月から極東地域の専門課程を開設する予定のため、より多面的な交流が期待できます。


2016年1月締結

3. ジンバブウェ大学*(アフリカ、ジンバブエ)

概要:ジンバブウェ大学は、英国植民地時代の1953年、南ローデシア初の大学として 設立が決定されて以来の歴史を持つ南部アフリカ有数の総合大学で、10学部、66学科があります。東京外大とジンバブウェ大学は今後、研究交流のみならず教育交流も進めていく予定です。学生の交換留学の開始に向け、準備を進めていきます。

担当の島田周平先生からひと言:これまでの研究者同士の個人レベルの交流はありましたが、この協定締結により今後、アフリカ地域専攻の在学生の留学先として、引き続き、協力関係を構築していきたいと思います。

ジンバブウェ02

Nyagura副学長に協定書を手交


2016年1月締結

4. ミュンヘン大学ドイツ語講座(ヨーロッパ、ドイツ)

ミュンヘン大学概要:正式名称は、「ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン」。ドイツにおけるエクセレンス・イニシアティブに指定された11大学の一つ。1472年に下バイエルン=ランツフート公ルートヴィヒ9世によってインゴルシュタット大学として創設されたが、北のプロテスタント系ライプツィヒ大学と対立して長らくイエズス会の支配下におかれ、閉鎖を繰り返しつつ、ナポレオン戦争の後の1826年にバイエルン王ルートヴィヒ1世によってミュンヘンに移転再創設されました。18学部に学生数44,000名が学ぶ総合大学です。

dk-logo-std-block-blau-cmyk-sw

担当の藤縄康弘先生からひと言:同大学は、これまで13名のノーベル賞受賞者を輩出し、2006年にはドイツのエクセレント大学に選出されるなど、研究面での評価も高い大学です。このたびの協定締結は、ショートビジット(SV)に特化した協定です。本学では、2012年以来、SVによる学生派遣と単位認定の制度が整い、その需要はさらに高まっています。この協定締結は、ドイツ語圏への学生派遣を推進する見地から大変有益な協定です。18学部で44,000人の学生を有するミュンヘン大学へのSVは、総合的・多角的な言語・地域・文化教育に利することがたいへん大きいと期待されます。


2016年1月締結

5. マナド国立大学言語芸術学部(アジア、インドネシア)

マナド国立大学

概要:1965年にマナド教育大学として設立され、2000年にマナド国立大学と改称され総合大学となりました。7学部・4センターからなり、約2万名の学生が学び、980名の研究者(うち言語芸術学部所属教員は155名)を有します。

担当の塩原朝子先生からひと言:本大学の言語芸術学部とは、これまでにも、言語ドキュメンテーションに関するセミナーを共同で実施するなどの研究交流がありました。この協定締結により、マナド周辺の少数言語に関する言語ドキュメンテーションなどの共同研究をさらに推進していく予定です。


2016年1月締結

6. エックス・マルセイユ大学*(ヨーロッパ、フランス)

エックス・マルセイユ大学

概要:1409年創立で、エクス=マルセイユ第1プロヴァンス大学、エクス=マルセイユ第2地中海大学及びエクス=マルセイユ第3ポール・セザンヌ大学が合併し、2012年に創立されたフランス最大の学生数を抱える国立大学です(学生数約70,000人)。今後、本学のフランス語教育などの分野での交流が期待されます。


2016年1月締結

7. ホブド大学*(アジア、モンゴル)

概要:1979年創立の大学で、西モンゴル唯一の総合大学として、西モンゴル5県(ホブド、ザブハン、オブス、バヤンウルギー、ゴビアルタイ)を中心に、約1500名の学生が学びます。

担当の岡田和行先生からひと言:ホブド大学はモンゴルの国立総合大学9校のうち、唯一、地方に置かれた大学で、人文社会科学、自然科学のいずれの面でも西モンゴルの研究を重視しているところに特徴があり、モンゴル国立大学とはその性格が異なります。ホブド大学との交流協定の締結により、学生にとって選択の幅が広がるというメリットがあると考えています。学生・院生の交換留学などの交流のほか、教員の研究交流先としても魅力ある大学です。


2016年1月締結

8. ネブラスカ大学カーニー校*(北米、米国)

University Nebraska at Kearney

概要:1903年に2年制の教員養成学校として設立され、1923年に4年制大学となった大学です。ネブラスカ大学は、州立ネブラスカ大学カーニー校、リンカーン校、オマハ校の3校で構成され、2015年のU.S. News and World Report annual Best Colleges rankingにおいて、中西部公立大学のうち13位に位置しています。ビジネス工学部、教育学部、人文学部、自然社会学部の4学部で、約7000名の学部・大学院生が学びます。


2016年2月締結

9. バスク大学(ヨーロッパ、スペイン)

 

バスク大学 CIMG0578 Univ Pais Vasco

概要:スペイン、バスク自治州における唯一の公立大学にしてバスク地域の最重要研究機関で、1980年に設立されました。キャンパスは、ビルバオ、ビトリア、サン・セバスティアンのスペイン・バスク主要3都市に設けられています。78の専攻が設けられ、全講座のうち43%はバスク語で学ぶことができます。

担当の久米順子先生からひと言:バスク大学とはこれまでも研究者間の研究交流が行われてきました。現在、本学の博士後期課程の学生が、本学とバスク大学との共同学位取得のための手続きを行い、現在博士論文執筆に取り組んでいます。また、今年度からエチェパレ・バスク院による冠講座が本学で開始されました。今後、バスク語・バスク文化や社会に関心を持つ学生の留学先としての協力関係も模索していきたいと思います。

 


2016年3月締結

10. ウルグアイ共和国大学(中南米、ウルグアイ)

概要:ウルグアイ共和国大学では日本・ウルグアイ外交修好80周年を記念して2001年6月、人文科学・教育学部内に日本語講座が開設されました。今後、本学のスペイン語・ラテンアメリカ地域研究、日本語・日本文化教育の分野での交流が期待されます。

担当の宮地隆廣先生からひと言:本学では、スペイン語圏ラテンアメリカへの留学の要望が多くあるため、これまでメキシコ国立自治大学(メキシコ)・グアナフアト大学(メキシコ)・エアフィット大学(コロンビア)・国立ラプラタ大学(アルゼンチン)と協定締結を行ってきましたが、このたび、南米南部地域の留学の選択肢を増やすべく、同大学と協定を締結しました。まずは、研究者交流の可能性を探ることから始め、ショートステイによる学生受入やショートビジット・派遣留学による学生派遣についても体制を整えていきたいと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

立石東京外大学長とマルカリアンウルグアイ共和国大使による調印


2016年3月締結

11. 中央ヨーロッパ大学歴史学部(ヨーロッパ、ハンガリー)

中央ヨーロッパ大学

概要:中央ヨーロッパ大学(CEU、ブダペシュト、ハンガリー)は、体制転換後の1991年、旧東欧・ソ連地域に「寛容な民主主義」を根付かせ、「開かれた社会」を構築するべく、新しいエリートの育成を目指して設立された大学院大学で、多文化的な先進的研究を特色としています。歴史学部は、この大学で主導的な役割を担っています。豊富な資金に支えられ、専任教員のほかに、ヨーロッパ、旧ソ連地域全域から常に第一級の研究者、若手研究者を受け入れており、ヨーロッパ、ロシアを対象とする比較史の研究蓄積は抜きん出ています。

担当の篠原琢先生からひと言:歴史学部はヨーロッパ、とりわけ中・東欧、旧ソ連地域の歴史研究について、拠点的な役割を果たしています。公用語は英語ですが、教員・学生ともにさまざまな国籍、言語的背景を持ち、大学は「知の港」といった趣です。ヨーロッパ史を学ぶ本学大学院学生が、広く比較史的視点で研究を進めるために理想的な環境が提供されることが期待されます。本学で現在推進する頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム「境界地域の歴史的経験の視点から構築する新しいヨーロッパ史概念」において、本学の連携機関となっています。


2016年2月設置[GJO]

12. グアナフアト大学Global Japan Office(中南米、メキシコ)

設置場所:グアナフアト大学社会人文学部(Lascuráin de Retana No.5m Col. Centro C. P. 36000, Guanajuato, Gto., México)

設置日:2016年2月10日(水)

概要:グアナフアト大学Global Japan Officeは、グアナフアト大学社会人文学部外国語学科日本語コースの建物に設置され、本学の派遣留学生の支援や日本留学の情報提供等を行うほか、世界展開力強化事業との連携拠点として、様々な留学支援を提供することが計画されています。

160222_5

岩崎東京外大理事/副学長・Aureliano Ortega Esquivelグアナフアト社会人文学部長らによる看板上掲式

 


2016年3月設置[GJO]

13. ベオグラード大学Global Japan Office(ヨーロッパ、セルビア)

 

設置場所:ベオグラード大学文学部(Studentski trg 3; 11000, Belgrade, Serbia)
設置日:2016年3月17日(木)

概要:ベオグラード大学は、1863年に創立された、セルビア共和国で最も歴史ある大学です。本学とは、2010年(平成22年)6月14日に大学間国際学術交流包括協定を締結し、以後、活発な研究・教育交流を行ってきました。また、ベオグラード大学文学部には日本語・日本文学専攻があるため、これまでも本学に留学生として学生を派遣しており、本学からはベオグラード大学に教員を派遣して日本語教育指導を行ってきました。本拠点が、今後、本学で日本語教育を学ぶ学生と、ベオグラード大学で日本語を学ぶ学生の間のJoint Education Program(共同教育プログラム)実施拠点として活用されるとともに、中欧・東欧地域の交流拠点として中心的な役割を果たすことによって、中欧・東欧地域との交流拡大がさらに前進すると考えています。

協定調印式2

平下理事、イバンカ・ポポビッチ副学長らによる調印式


2016年3月設置[GJO]

14. リオ・デ・ジャネイロ州立大学Global Japan Office(中南米、ブラジル)

設置場所:リオ・デ・ジャネイロ州立大学 (R. São Francisco Xavier, 524 – 1006 – Maracanã, Rio de Janeiro – RJ, 20550-900, Brazil)
設置日:2016年3月18日(金)

概要:リオ・デ・ジャネイロ州立大学は、ブラジルの文化的中心都市リオ・デ・ジャネイロ市の中心部に立地する総合大学です。本学とは、2000年に大学間の交流に関わる協定を結び、すでに16年の交流の歴史があります。その間に本学からは30数名の学生がここで学び、2004年にはリオ・デ・ジャネイロ州立大学に日本語学科が創設され、本学へも10数名の学生が留学生しています。また、平成28年度からは、リオ・デ・ジャネイロ州立大学付属高校から4名の学生が本学に進学する予定です。同オフィスは、日本研究・日本語教育の実施拠点として、ブラジルにおけるネットワーク拠点の役割を果たします。今後は、学部のみならず大学院教育においても連携を進めながら、ブラジル、とりわけリオ・デ・ジャネイロ州における日本語教育の普及に協力するとともに、日本紹介や交流イベントを行なう計画です。

☆IMG_1944

立石東京外大学長およびフイ・ガルシア・マルキス リオ・デ・ジャネイロ州立大学長による調印


 

map20160501