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2014年上半期、新規「国際学術交流協定」締結、6機関

 

2013.07.04 公開

本学は、2013年の下半期までに、51カ国1地域139機関3コンソーシアムと協定を結び、学生の交換留学、研究者の交流、共同研究やシンポジウムの共同開催などを行ってきました。そして、2014年上半期には、新たに次の6つの大学・研究機関と国際学術交流協定を締結しました。

  1. アルカラ大学(スペイン) 2014年1月締結
  2. ルーマニア文化院(ルーマニア)2014年3月締結
  3. ヤギェロン大学(ポーランド)2014年4月締結
  4. 極東連邦大学(ロシア)2014年5月締結
  5. ビルゼイト大学(パレスチナ)2014年5月締結
  6. リール第三大学(フランス)2014年6月締結

新たな協定締結校を、担当者からのメッセージとともにご紹介します。


1.アルカラ大学(スペイン)

alcala

沿革:1499年にシスネロス枢機卿により創設され、1836年にマドリード中央大学の名称でアルカラ・デ・エナーレスからマドリードへ移転し、後にマドリード・コンプルテンセ大学として開学しました。その後1977年にアルカラ・デ・エナーレスの旧校舎にて公立大学アルカラ大学として開学し、現在に至ります。

担当の久米順子先生、談

アルカラ大学は、スペインの首都マドリードから電車で約35分という、東京近郊での通勤通学に慣れている人には苦にならない距離にあります。それにもかかわらず、大学を中心とするアルカラ・デ・エナーレスの街自体は小ぢんまりとして、どこへでも歩いて行けるような暮らしやすい環境です。15世紀末に創設された大学は、伝統的に人文学研究で名高く、世界中から多くの留学生が訪れます。『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスが誕生したこの街で、東京外大生がますますスペイン語に磨きをかけてくれることを期待しています。


2.ルーマニア文化院(ルーマニア)

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沿革:ルーマニア文化院はルーマニア文化の存在を世界的に高めることを目的に2003年に設立された公共機関で,ベルリン、ブリュッセル、ブダペスト、イスタンブール、リスボン、ロンドン、マドリッド、ニューヨーク、パリ,プラハ、ローマ、ストックホルム,テルアビブ、ワルシャワ、ウィーンなどに支部を置き、ルーマニアに関わる文化活動の支援や、関係事業への補助金、奨学金の支給、ルーマニア内外でのルーマニア語関係講座の開催や支援などを行っています。


3.ヤギェロン大学(ポーランド)

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沿革:ポーランド共和国クラクフにあるポーランド最古の大学で、1364年に創立されました。歴史的に、Akademia Krakowska, Szkoła Główna Koronna, Szkoła Główna Krakowska, Uniwersytet Krakowskiと改称し、1817年に現在の名称となりました。天文学者のコペルニクスや第264代ローマ教皇のヨハネ・パウロ2世、ノーベル文学賞の詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカなどが学んだポーランドを代表する国立総合大学の一つで、2014年に創立650周年を迎えます。

担当の森田耕司先生、談

ポーランドの旧都クラクフにあるヤギェロン大学には、留学生用の語学学校がセメスター単位で運営されている長期留学用(Center for Polish Language and Culture in the World)とサマースクールなどの短期プログラムが実施されている短期留学用(School of Polish Language and Culture)の2校あり、毎年世界各国から多くの留学生がやってきます。サマースクールには毎年300名以上の留学生が世界30カ国以上の国々から集まり、高い評価を得ています。授業は英語による講義とレベルに応じたポーランド語のレッスンが中心です。また、ヤギェロン大学には日本語や日本文化を専門とする学生がいることから、本学へ交換で受け入れることにより、双方向による交流が期待されます。


4.極東連邦大学(ロシア)

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沿革:極東連邦大学は、ハイレベルの高等教育を実現するためにロシア政府が認定した9つの「連邦大学」の1つであり、2011年1月に極東地域の主要4大学(Far Eastern State University, Far Eastern State Technical University, Pacific State University of Economics, Ussuriysk State Pedagogical University)を統合する形で設立されました。9つの学部(School)を擁し、84の学部プログラムと54の大学院プログラムを持つ大規模総合大学です。

担当の鈴木義一先生、談

ルースキー島にある極東連邦大学の広大なキャンパスは、2012年にウラジオストクで開催されたAPEC首脳会議の会場をもとに整備されました。この大学のSchool of Regional and International Studiesは、学部名が
本学の国際社会学部(School of International and Area Studies)に似ていますが、地域研究の拠点であるという点でも共通しています。とくに、中国研究・日本研究の伝統があります。
ウラジオストクに行くと、ロシアが日本の「隣国」であることを実感します。成田空港から約2時間、市内のほとんどが日本車で、彼らにとって日本が身近であることがわかります。モスクワやペテルブルクの大学とはまた違った大学間交流が可能になることを期待します。


5.ビルゼイト大学(パレスチナ)

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沿革:1924年 ナビーハ・ナッサール氏がルゼイト市にビールゼイト女学校を開設しました。1932年にビルゼイト高等学校(共学)に改編、1961年 ビルゼイト・カレッジ改称を経て、1975年 ビルゼイト大学に改称し、パレスチナ初のアラブ系大学となりました。1976年には、大学院(修士課程のみ)を開設しました。1978年、1979年、1994年、2004年の学部改編・拡大を経て現在に至ります。

担当の錦田愛子先生、談

ビルゼイト大学はパレスチナを代表する総合大学で、事実上の首都機能を果たすラーマッラー市からバスで15分程度の丘の上に建っています。外国人履修生を対象に設けられたアラビア語プログラム(PAS)には世界各地から学生が集まり、その規模は年々拡大しています。プログラムには、パレスチナ自治区内の各地を見学に行くツアーも組み込まれ、パレスチナの文化、自然、政治状況などを総合的に理解する上で充実した内容となっています。フスハー(正則アラビア語)のほかにパレスチナ方言も勉強できるので、学んだ言葉を使って交流し、理解を深めてもらいたいと思います。


6.リール第三大学(フランス)

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沿革:リール第三大学の歴史は、1887年にリール市と国家の間で、自然科学、考古学、法学、文学の大学を開設した時点に遡ります。1895年には文学部は350名の学生を数え、人口の増加と産業の発達によりリール大学の発展はその後も続きました。1968年の5月革命後に、リール大学に三つの大学が創設されました。科学・技術大学(リール第一大学)、法学・保健大学(リール第二大学)、人文・文学・芸術大学(リール第三大学)です。 その後、リール第二大学はリールの旧市街に移転し、政治・法学部もムーラン地区に移転、人文学・文学のリール第三大学は、1974年に現在のポン・ドゥ・ボワに移転しました。現在、リール第三大学は、フランス北部において最高かつ最大の人文系大学であり、文学、文化学、歴史学、言語学において、多数の世界的に著名な研究者が教鞭を執っています。