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食を知る、世界を知る!―外語祭「専攻語料理店」をめぐる

1013年11月15日掲載
前回に続き、外語祭特集です。期間中に開催される、オープンキャンパスについてはこちらをご覧ください。

gogeki「語劇」とならび、外語祭のもうひとつの顔は「専攻語料理店」。学部の1年生が、それぞれが専攻する地域の料理を自分たちで作り、それをつうじて、世界各地の伝統や文化を紹介するという催しものです。地球規模の食文化を体験できる貴重な場として毎年来場者の皆さんに大変好評です。期間中は大学キャンパス中央の円形スペースをぐるりと料理店が囲みます。屋台感覚で世界一周食べ歩きができるこの機会に、是非お立ち寄りください。

さて、今回は、料理店の準備をがんばっている1年生の店長さんたち⒓人にお話をききました。さて、どんな風に準備が進んでいるのでしょう?

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◆中央アジア地域料理店店長談、「毎晩の夕食につくって、練習中」

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中央アジア地域として出店するのは今年が初めてになります(去年まではロシアと共同参加でした)。中央アジアの料理のことはほとんど分からない状態だったので、インターネットで色々調べながら試行錯誤で始めました。ウイグル系レストランに行ってメニューを確かめたり、留学生に習ったりしながら色々考えた末に、メインになるメニューはご飯モノとスープにしようと決めました。料理の練習は、ご飯とスープ担当に分かれて2班でやっています。倹約のため、練習は日々の夕食と兼用しています。もう食べ飽きるほど練習したので、完成度には自信あり!オススメは、「プロフ」という中央アジアのピラフご飯です。この「プロフ」は、中央アジアの中でも地域ごとに様々な特色があり、お祭りでよく食べられています。僕たちの初お披露目レシピにぜひご期待ください!

ベトナム語料理店店長談、「生春巻き巻きに悪戦苦闘・・」

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私たちベトナム語科では、基本的にメニューは昨年のレシピを受け継ぎながら先輩たちから教わりつつ、自分たちもベトナムレストランに行ってみて、新しいものを取り入れる試みでやっています。班ごとに分けて、公民館の調理室を借りて、先輩を呼んで練習に励んでいます。ベトナム料理を作っていて特に難しかったのは、生春巻きの薄い皮を巻いたり、「バインセオ」というベトナム風お好み焼きの皮を薄く伸ばすところですが、かなり練習したのでもうバッチリです。どちらもオススメメニューです。あと、「フォー」(米粉と水を原料にしたライスヌードル)も美味しいですよ!

ヒンディー語料理店店長談、「ナンなんです!」

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私たちも、歴代の先輩方から受け継がれたレシピ資料をもとに練習しながら、自分たちで新しいアイデアも加えながらメニューを考えています。今年は、昨年までの「チャパティ」(薄いクレープのようなロティ(パン))から、改良を重ねてもちもちした「ナン」が新登場するのと、「ラムチャイ」を考案しました。私たちも班分けしてやっています。食材にもこだわって本場から直接食材を仕入れている新大久保界隈のインド人経営の店から調達しました。私たちの専攻地域は食材に宗教上の制約も多く、その点も考慮しながら仕入れをしています。たとえば、コンソメもビーフ・ポーク抜き!オススメは、ほうれん草ペーストを使った「サグカレー」です。見た目とは裏腹に、まろやかな味です。あとは、なんですかねえ…「ナン」です!(笑)その場で焼きたてが味わえます!

ウルドゥー語料理店店長談、「試食練習会は3日がかり」

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他のみなさんの科と同じく、私たちも基本は昨年や代々のレシピを継承しています。私たちウルドゥー科では、試作会がなかなか大がかりで、金曜から日曜まで丸3日かけてやっています。初日の金曜日は、ハラール肉買い出しに池袋へ。そして翌土曜日は、公民館でスペースを借りて、買ってきたお肉の血抜きをし、スパイス漬けなどをしながら仕込みです。3日目の日曜日は、近くの公園に炭火焼き機材を持ち込んで、屋外で肉を焼くんです!その時は、先生方も来てくれて手伝ってもらいます。オススメは、やはりお肉レシピの「カバーブ」、特に「シークカバーブ」(マトンの挽肉に野菜を混ぜ込みつくね状に焼いたもの)ですね。

マレーシア語料理店店長談、「先生は、先生のだんな様」

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私たちも同じく先代からの引き継ぎとネイティブの先生に相談しながらやっています。今年はメニューを増やすことにしました。先生がご自宅に招いてくださって、練習をしながらメニューを決めました。先生の旦那様がとてもお料理上手なんです!で、旦那様おすすめレシピで作ることになりました。試作会は自分たちで何度かやりましたが、難しかったのは、「チョコ・ド・ピサン」というバナナを小麦粉で揚げたお菓子。つぶしたバナナを丸いボール状に捏ねるのになかなか苦労しました。オススは代表レシピの「ナシゴレン」です。毎年味を変えているのですが、今年は中華風にエビをたくさん入れてみます。マレーシアもイスラム国なので、やはりメニューを考える上では宗教上の決まりを意識しています。

イタリア語料理店店長談、「今年のピザは、ばっちりだ!」

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僕たちの専攻ではメニューのバリエーションが多いので、過去3年間のメニューを参考にしながら、今回は新メニューでトマトとモッツァレラチーズの「カプレーゼ」を加えました。人数が30名と比較的多い専攻なので、メニューごとに4班に分けてつくっては、試食会をします。ピザは僕たちの主力メニューなので、1班でしっかり担当してやっています。他、ドルチェ班、パスタ班、ドリンク班…という風に、それぞれ担当しています。やはりイチ押しは、「ピッツァ・マルゲリータ」です。今年のピザは、絶対おススメです!

ポーランド語料理店店長談、「ネイティブの先生はきびし~い」

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夏に料理の下見を兼ねてポーランド料理店に行ったら、「シャルロトカ」という林檎ケーキが美味しかったので、今回のメニューに取り入れることにしました。他にも、「プラツキ」というジャガイモと玉ねぎをマッシュしたパンケーキや「ビゴス」というポーランド伝統の煮込み料理やお酒類も用意します。「ビゴス」は煮込みに3~4日かかるとても手の込んだお料理で、よい味を出すのが難しくて、ネイティブの先生から、なかなかオーケーをもらえず、苦労しています(涙)。特にオススメしたいのは、「セルニック」というポーランドのベイクドチーズケーキと、「シャルロトカ」(林檎ケーキ)です。

ベンガル語料理店店長談、「総力戦です!」

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私たちベンガル語専攻はできたばかりの新しい科で、メニューはまだ確立していなくて、ほぼゼロからの出発になります。先生から料理の本を借りたり、ベンガル料理店へ行って、色々料理を研究しながら練習しています。既に試食会を3回やって、1回目に失敗したカレーを何度も練習したので、ほぼ克服できたかなと思っています。なにしろ9名の小部隊なので、班分けはせず総力戦です!オススメは、エビの旨みたっぷりのココナツカレーです。

ビルマ語料理店店長談、「試食会はもう5回、良いお味になりました」

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ビルマ語専攻料理店のコンセプトは、少人数(8名)なので出来るだけシンプルなものにしょう、ということと、辛くて油っこいビルマ料理を日本人の口に合う味付けに変えよう、という2点です。メニューは、去年と同じものを4つ今年も用意しています。日本のインドレストランなどでもお馴染みな「サモサ」、「サヌイマキン」というココナッツミルクを使ったケーキ、「モヒンガー」という鶏ガラベースのスープ入り麺料理です。私たちのオススメは、「モヒンガー」で、試作も早5回目に入り、さらに良い味を目指して今も改良しているところです。

スペイン語料理店店長談、「スペインあり、メキシコあり、南米あり」

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私たちは、次の6種を準備しています。スペイン料理では有名な米料理の「パエリア」、「チュロス」(棒状の揚げ菓子)、「タコス」(肉のトルティーヤ巻き)、「エンパナーダ」という南米風揚げギョウザ、「ソパ・アステカ」(アステカ風の辛めな味付けのトマトスープ)です。メニューの名前からもわかるように、欧州のスペイン料理だけでなく、スペイン語圏ということで、メキシコや南米のメニューも一緒に取り入れています。私たちは60名の大専攻なので、6班に分け、そのうち1班では新メニューの「バナナチミチャンガ」というメキシコ風バナナクレープを担当しています。私たちのオススメメニューは、「エンパナーダ」ですね。生地からすべて手作りで美味しいので是非食べてください!

モンゴル語料理店店長談、「留学生のいうことが、いろいろで・・・(でも感謝!)」

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私たちの科も去年の先輩たちのメニューを受け継いでいます。この夏モンゴルへ行ったときに現地で食べたお菓子が美味しかったので、今年はお菓子も取り入れつつ、4メニューを4班で練習しながら準備しています。モンゴル料理では羊肉が欠かせないのですが、毎年仕入れていた羊肉専門店が潰れてしまい、今回は仕入れに苦労しました。練習では、何名かのモンゴル人留学生から家庭レシピを教授してもらったのですが、同じ料理でもレシピが家庭によって様々で・・・(笑)。ですから、なかなかレシピが決まりません…(涙)。過去のレシピで牛肉を使っていたものを、今回教わって羊肉に変えたものもあります。新たなメニューも含めてご期待ください!

チェコ語料理店店長談、「クセになるおいしさです」

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チェコ料理は、ドイツ・ポーランドの料理と似ている部分も多いので、特色を出すのが少々大変でした。先輩方のレシピに習って夏から何度も試食会をやってきましたが、先生にも手伝っていただいて今週やっと目指すものになってきました!僕たちの科は14名と、中位の規模のメンバーでやっています。オススメは、「ブランボラーク」というジャガイモのチェコ風お好み焼きです。シンプルな見た目ですが、実にクセになる美味しさで、にんにくの効いた香ばしい風味は、チェコビールのおつまみにもピッタリですよ!

アルコールパスポート、略してアルパス!!

料理と並んで、世界のお酒も、世界の文化のひとつです。でも、20才までは飲んではいけません。20才すぎても、飲みすぎてはいけません。近年、学園祭でのアルコールの取り扱いを禁止にする大学が増えている中、外語祭でアルコール販売を続けるために、外語祭実行委員会が進めるアルコールパスポート制度を、ぜひとも守ってください。やり方は、簡単!このバンドを各案内所(講義棟内案内所を除く)で受け取って、手にまいてください。アルコールを買うと、チェックがつきます。

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学内の方、学外の方、すべての皆さんのご理解とご協力をお願いします。

ところで・・・・・・

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こんにちは!たふくじらたふー。外語祭の公式マスコットたふくじら。虹色の歯が自慢。よろしくたふ~。なぜクジラかって?・・う、それは・・・、聞かないで(てれ笑・・)。

外語祭の全ては、外語祭実行委員会のホームページでご覧になれます。
それでは、みなさん、外語祭でお会いしましょう!そして、楽しい外語祭をすごしてください。